一句佳日 

一日一句、シンプルに「俳句」を鑑賞して頂くだけのブログです。
その日の自作の一句と、「お気に入りの句」を併載しています。

写真は一部以外、Webから拝借しています。

遠花火


来し方も余生も淡し遠花火

花火は花火と音で楽しむものであるが、遠花火は音も聞こえない
遠くの空に上がっているものをいう。そんな遠い花火を見るとも
なく見ていると、無音の弱々しい光の明滅が心にしみる。
思いや感情が、花火を通して一体になるような気がすることがある。
実際の花火が眼に映っていなくても、記憶の内で鳴っている花火も、
「遠花火」と言っていいのかもしれない。
 
別のこと考へてゐる遠花火    黛まどか
 

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