一句佳日 

一日一句、シンプルに「俳句」を鑑賞して頂くだけのブログです。
その日の自作の一句と、「お気に入りの句」を併載しています。

写真は一部以外、Webから拝借しています。

遠花火

                  線香花火
遠花火耳底に残る父のこゑ
 
遠花火は、遠くから見る音のない花火のこと。そろそろ
花火の季節もおしまい、そんな時期の遠い花火だから、
なんとなく寂しい気持ちで、見るともなく見ている。
無音の明滅が、かえって心にしみる。
私は、父親が長く病床にあったことから、共に暮らした
時期が短く、遠花火のような微かな声の記憶しかない・・
 
母が父を語りしときの遠花火   大牧広
 

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