一句佳日 

一日一句、シンプルに「俳句」を鑑賞して頂くだけのブログです。
その日の自作の一句と、「お気に入りの句」を併載しています。

写真は一部以外、Webから拝借しています。

春の雲


春の雲赤子のつかむ母の指 


春の雲は太い刷毛でそっと刷いたように、ふわふわとしたまろやかさで
身軽に空に浮かぶ。正岡子規が「春雲は絮(わた)の如く」と称した
ように、その質感をとらえて詠む句も多い。見つめていれば半透明に
なり、端から青空と一体化してしまうような頼りなさも「春の雲」の
俳句的気分である。


振り向けばついて来そうな春の雲      矢野惣四郎 


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