一句佳日 

一日一句、シンプルに「俳句」を鑑賞して頂くだけのブログです。
その日の自作の一句と、「お気に入りの句」を併載しています。

写真は一部以外、Webから拝借しています。

朧夜


おぼろ夜の隣家に尖る避雷針
 
季語「朧夜」とは、ぼんやりとかすんだ春の月の夜。
幻想的、官能的な雰囲気に満ちた季語だけに、作句上は即き過ぎに
ならない工夫がいる。揚句は「民家でもたまに避雷針を備えている。
隣の邸の尖った屋根に、避雷針がクッキリと天頂を向く。雲の後ろに
月の在り処をおぼろに感じさせる、心憎い措辞。」
このような句評をいただいた句。
 
朧夜の母ひらかなのやうに老い   小檜山繁子
 

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